リフォームの一括見積もりサービスとして名前が挙がりやすいリショップナビとハピすむ。どちらも上場企業が運営し、加盟審査を設けた無料のサービスですが、加盟社数と紹介社数の考え方に明確な違いがあります。この記事では両サービスの基本情報を並べ、申し込みから紹介までの流れ、審査と保証の内容、キャンペーンの違いを整理し、どんな人にどちらが向くかをまとめます。
先に結論:紹介社数の考え方が正反対
リショップナビは加盟会社が多く、最大5社まで紹介する設計です。対してハピすむは加盟社数を絞ったうえで最大3社を紹介する方針を明示しています。選択肢を広く見たいならリショップナビ、比較の手間を抑えたいならハピすむという整理になります。
基本情報の比較
| リショップナビ | ハピすむ | |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社じげん(東証上場、プライバシーマーク取得) | 株式会社エス・エム・エス(東証プライム上場) |
| 加盟会社数 | 全国約4,000社 | 全国1,000社以上 |
| 紹介社数 | 最大5社 | 最大3社 |
| 実績 | 利用者数累計70万人以上 | サービス10周年を公表 |
| 受付時間 | 365日 朝10時〜夜9時 | 9時〜19時(土日祝も対応) |
| 独自の保証 | 契約会社の倒産時に前払金返還・代替会社紹介を案内する安心保証 | 加盟審査に加え、有資格者による相談対応 |
| キャンペーン | 成約でお祝い金プレゼント | 成約で最大10万円のハピすむ補助金 |
| 利用料金 | 無料 | 無料 |
※上記は2026年8月時点で各社が公式サイトに掲載している内容をもとにしています。加盟社数や実績は各社の公表値であり、時期によって変動します。キャンペーンには適用条件と期間があるため、最新の内容は各サービスの公式サイトでご確認ください。
申し込みから紹介までの流れ
大枠の流れは似ています。どちらもフォームで希望を送ったあと、まずサービス側から電話が入り、詳しい希望をヒアリングしたうえで会社を紹介する形です。いきなり複数のリフォーム会社から一斉に電話がかかってくる仕組みではありません。
リショップナビ
フォーム入力後にリショップナビから電話があり、詳細な希望を確認したうえで最大5社を紹介します。紹介後は各社から直接連絡が入り、そこから比較検討に進みます。カスタマーサポートは365日つながるため、紹介を受けたあとで不安が出てきたときにも相談できる体制です。
ハピすむ
フォームまたは電話で申し込むと、リフォームコンシェルジュが加盟会社のなかから希望に沿う会社を選定し、最大3社を紹介します。ハピすむは公式サイトで「7社、10社などの見積もり依頼はお客様の負荷が高まるだけ」として、比較しやすい3社に絞る方針を示している点が特徴です。
加盟社数の多さは有利か
加盟社数が多いほど、地域や工事内容に合う会社が見つかりやすくなるという利点があります。とくに地方や、対応できる業者が限られる特殊な工事では、母数の大きさが効いてきます。この点ではリショップナビに分があります。
一方で、紹介される社数が増えれば、その分だけ日程調整や現地調査の立ち会い、見積書の読み比べに時間がかかります。5社と個別にやり取りするのは、平日に時間を取りにくい方には負担になり得ます。ハピすむが3社に絞る方針を掲げているのは、この負担を抑える設計思想と言えます。
なお、紹介社数は「最大」なので、条件によってはそれより少ない紹介になることもあります。
保証とサポートの違い
リショップナビは、契約したリフォーム会社が倒産した場合に前払金の返還や代替会社の紹介を案内する独自の保証を用意しています。リフォームは着工前に一部を前払いする契約形態も多いため、この点を重視する方には安心材料になります。
ハピすむは、独自の加盟基準を設け、加盟後もクレームが頻発する会社は紹介しないという運用を掲げています。またリフォーム関連の資格保持者が在籍し、相談に対応するとしています。運営元のエス・エム・エスは高齢者向け領域の事業を展開してきた企業で、ハピすむは新築・建て替えや不動産売却まで含む住まいの総合サイトとして構成されています。
対応できる工事の範囲
どちらも水回り、内装、外装まで幅広く対応しています。リショップナビは外構・エクステリア、ウッドデッキ、カーポート、フェンス、門扉といった屋外まわりまでカテゴリを細かく展開しており、関連サービスとして外壁塗装専門のサイトも運営しています。ハピすむはリフォームに加えて建て替えや売却の相談まで扱う構成で、家をどうするか自体を迷っている段階でも相談しやすい入口になっています。
こんな人にはこちら
リショップナビが向きやすい人
- できるだけ多くの会社を比べて価格差を見たい
- 地方在住で、対応できる会社が見つかるか不安がある
- 前払いが発生する規模の工事で、倒産時の備えを重視したい
- 外構やエクステリアも含めて相談したい
- 夜9時まで相談できる窓口があると助かる
ハピすむが向きやすい人
- 何社ともやり取りする時間が取れない
- 3社程度に絞ってしっかり比べたい
- リフォームか建て替えか、まだ方向性が決まっていない
- 相談しながら候補を絞り込んでいきたい
どちらを選んでも押さえたいこと
紹介を受けたあとに大事なのは、サービスの違いよりも見積書の中身です。同じ工事範囲で依頼したか、「一式」ではなく数量と単価が書かれているか、追加費用が発生する条件が説明されているか。この3点は、どちらのサービスを使う場合でも必ず確認してください。
他のサービスも含めて比べたい場合は、リフォーム一括見積もりサイトの比較もあわせて参考にしてください。
まとめ
リショップナビとハピすむは、どちらも上場企業が運営する無料のリフォーム会社紹介サービスですが、設計の考え方が異なります。リショップナビは約4,000社の加盟会社から最大5社を紹介し、選択肢の広さと倒産時の保証が強みです。ハピすむは加盟会社を絞ったうえで最大3社に限定し、比較の負担を減らす方針を掲げています。多く比べたいか、手間を抑えたいか。この軸で選ぶと決めやすくなります。



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